どこにも行けない

結局どこにも行けない

10/28

別につらくなんてない、ただただ朝起きて時間に追われるように部屋を出るのが嫌なだけだと思っていた。でも、ポロっと仕事がつらいと出てしまった。つらいのだろうか?楽しいかどうかは微妙、それだけははっきりわかる。多少楽しいこともある。そもそも楽しいというのがどんな気分なのか考えるとよくわからなくなる。

 

もしかしたら、自分は一人で暮らすのが苦手なのかもしれない。実家に帰りたいのかもしれない。もっと頻繁に実家に帰れるところで働くべきだったのかもしれない。かもしれないばかりが続いていく。でも私は東京の寂しさに満足している。寂しいけれど、満足している。このしんどさだって自分で選んだことだし、わかっていたことだ。想像していた通りだ。泣き喚くほどのこともないし、この想像通りの寂しさとしんどさを嫌いになることはできない。面倒だとは思うけれど。

時間はどんどん進んでいって、歳をとったから今があるとわかっていながら、私はいつまでもいつまでも小学6年生に戻りたいと願っている。

 

人によく会っていると距離感がどんどんわからなくなる。人に会わなくてもわからなくなるけれど。やっぱり誰かといる自分より一人でいるときの自分のほうが好きだ。例外もあるけれど。

自分がやりたいことは一体何だったのだろう?仕事以外の私生活の部分で。仕事は義務教育時代と同じで(学ぶ姿勢うんぬんではなく)毎日のただのルーティンであるという感じがする。それに、自分はやりたいと思ってずっと憧れていた仕事のそばにいる。なので仕事はそういう話はしない。まだできないだけなのかもしれないが。

私生活でスマホを触っている時間が随分と長くなってきて、もっと他のことに、もっと一人でいることに重きを置きたい。自分との距離感を見直したい。なんだかいろいろ見失っているような気がする。最初から何も見えていないという可能性はかなりあるが。

 

きょうはヒートテックを着たら腕がかぶれました。他の家から味噌汁のいい匂いがします。誰にも迷惑かけず、心配をかけず、ちゃんと自立して生きたい。