どこにも行けない

結局どこにも行けない

髪を切った

1年とちょっとぶりに散髪。前回はワンレンボブにした。それから胸元まで髪は伸びた。前髪はなんとなく作ろうと思い立って自分で数ヶ月前に切った。それから目の下あたりまで前髪は伸びていて、このまま伸ばすか切るか迷う長さだった。

 

いつも髪を切るときは自分を変えたいときだ。現状の自分に我慢ならなくて、何かを変えたくて、髪を切る。それで何が変わるのかと言われれば何も変わらない。気持ちがスッキリするがそれでどうなることもない。ただただくすぶっているときには大変有効だ。

今回はいつもと違う。少しちゃんとした格好をすべき予定があり、それに向けて一旦整えるため。

 

初めての美容院。前日に思い立ってネットで予約してすぐ髪を切れるのだから便利な時代だ。十数年間髪は同じ人に切ってもらっていた。その人が辞めてしまってから、美容院ジプシー。前に行った美容院はとても良くて、また同じ人に切ってもらおうと思っていたのに退職していたこともあって、何年もジプシー。定まらない。

いつもは写真を持っていってオーダーをする。もしくはヘアカタログのようなものを見て決めていく。今回はイメージだけだった。鎖骨下で前髪はつくる、全体的に軽めで少しダサめ。想像よりはるかに素晴らしい仕上がり。美容師さんはすごい。

ブローの仕方から髪の巻き方、オイルの付け方まで教えてもらった。ありがたいな…。

前髪のところにもつむじがあるせいで前髪にクセがある。その前髪をどうするかがいつも難しい。そのつむじのところで分けて前髪を流すか、反対方向で分けてつむじを隠して流すか。今回はつむじのところでなんとな〜く分けて流す。いい感じです。

髪を切るとうわかわいい!となるので本当に美容院というところはすきだ。あまり行かないけれど。

 

髪につけてくれたオイルは少しスモーキーな香りがする。タバコのような。Aesopのボディスプレーと合う。

秋晴れの日を久しぶりに気持ちよく歩けた。