どこにも行けない

結局どこにも行けない

11月最終週

3連キューあけの月曜の駅はどことなく非日常に見える。ぼんやりと目に映している。天気が良くて日差しが目にしみる。なんとなく気分が浮ついている気がして自分に不安を覚える。

 

火曜には本を買った。楽しみにしていたので嬉しい。ついでに取り置きしていた雑誌を引き取って帰宅。読書筋力?というか読書体力?がないので本を読むのに時間がかかる。ここ数日は俗に言うインプット作業のような、作業とは違うのだけれど、インプットするようなことが続けてある。ので少し疲れている。楽しいことに違いはない。

 

「あいつは何にも見えてないよ」って頭の中で響いている。何も見えていないのはあいつで、あいつは私でもある。

 

やっと金曜日がきた。やっとだと思うと同時にあっという間だったと思う。

 

大声でなにかを言っている酔っ払いの集いやゆったりとそしてフラフラと歩く人たちの間を早足で抜けていつもより1本早い電車に乗り込む。座席に身を沈めると足元のヒーターの温風が靴下とジーパンの間に見える素肌にあたって少しだけまどろみそうになる。ちょくちょく乗り過ごして終点までいっているのでなんとか気を保ってポケ森を進めていると最寄駅に到着。駅から改札を抜けるまでは同じ電車に乗っていた人たちで少し混雑するが、改札を抜けると散り散りになる。途中まではまばらに人もいるが、家の近くになると誰もいなくなり、しんと静まり返った住宅街があるばかり。手が冷える。

帰宅して風呂をすませてオンラインでボードゲームを。きょうこそ勝利を収めるぞと思っていたのにまた負けた!いい線いっていると思ったのになあ。祝杯をあげられる日はいつになるのか。

ゲースロを1話だけみて寝た。夢の中でボードゲームをした。自分の知っている個人ボードとは違っていて戸惑った。違う!と思ったことは覚えているけれど、ゲームがどうなったかまでわからない。