どこにも行けない

結局どこにも行けない

湿気のひどい時期が来た。

洗濯物の心配くらいしかない。

 

本屋に行くたびに「気にしすぎるあなたへ」「繊細な人のための本」「気を使いすぎない方法」などの本が平積みになっているのを見かける。売れるんでしょうね。ということは、世の中にはこれを求めるだけの繊細な人がいるんだなとわかる。これを買う人たちには、そのことについて考えてほしいなと思う。それだけ繊細な人がたくさんいるということを考えたりするのかな。どうなんだろう。人間はもろいと思う。自分だけでなく他人も。部位は違うとしても。

 

こうして日記を書いて公開しているわけなんだけれど、自分の文章はああやっぱりお粗末ね、と思う。文章のうまい人たちは本当にゴロゴロいて、比べる必要もなんてどこにもないんだけど、その人たちの文章を読んだ後には自分が何かを書くことにどれほどの意味があるんだろうと思ってしまう。文章を書くことに自信がめちゃくちゃにある人はすごいと思う。ある一定の人々は客観視できていないという意味でだけれど。