どこにも行けない

結局どこにも行けない

4/15

自分は特別ではない。理解しているものの、それが大変に苦しくなることが未だに年に数回ある。

何かを書ければ良いのだけれど、何も書けないし、書く努力もしていない。何かを作り出すこと、生み出すことが私にはできない。まとまらない頭のまま毛布にくるまって過ごしている。

 

絶望に終わりはあるだろうか?

不安から抜け出すことはなかなかできず、絶望から抜け出すということも同様に簡単ではないように思う。一時的に忘れることはできたとしても、巣食ってしまったそれは大きくなったり小さくなったりしながら隅でじっとしている。終わりがあるとはっきり言うことができないが、常にそれに支配されてしまうようなことがないよう、できる限りコントロールをしていきたい。そして、常にそれに支配される必要などない。

首を傾げたくなるようなことばかりが起こっていて、そういった発言や行動ばかりが目につく。そして、自分の行動をSNSに書くたびに、誰かに監視されているような気分になる。ひどい気分だ。

 

高校生3年生のちょうどこれくらいの時期に祖父が亡くなった。そのあたりのことをよく覚えている。祖父のことについて考える。本当に何もできなかったのだろうか。できることはあったんじゃないか。

 

簡単に比較されることが増えているが、今現在比較されていることについては、そんなに簡単に比較できることではないように思う。

 

人に会いたいと思わない。家族以外には。