どこにも行けない

結局どこにも行けない

子どもを生まないという選択

将来のことが不安すぎていろいろお金の計算とかしてみるんですけど、子どもを生んで育てることって難易度高いですね、やっぱり。

 

「出産50万、幼稚園から高校まで公立523万円、幼稚園から高校まで私立1770万円」というのを新聞で読みました。いや、お金めっちゃかかるじゃん。これ学費とかだけで考えているわけで、ここから大学の費用とか他にもいろいろかかるわけじゃないですか。年収1500万円が子どもを不自由なく育てていけるボーダーラインとも言われていて。共働きでお互いの年収800万円あればいい。年収800万。なるほどね〜って感じですよね。このお金の計算の時点でも子どもを生むことってすごく厳しく感じる。

あとは子どもを生むタイミングですよね。子どもを生むとなると職場を離れなければいけない。そのあとも子どもを中心として生活サイクルや仕事をこなしていかなくてはいけない。それができる社会ですか?違いますよね、今はまだ。これは今後絶対に改善されるべき点。子どもを生んでも職場復帰がすんなりとできること(これは使用者側だけがやるのではなく労働者側も労働をつつがなく行えるそれなりのスキルを身につける必要があるのかもしれない、まあこれはちゃんと働いていれば当たり前につくものだとしてください。資料作成だったりとかその会社で必要とされる労働を提供できるとか。)、子どもがいる人でも働きやすい環境であること。まあやりたくない無理な残業がなくなるといいね、と思う。残業がなくても十分生きていける給料と残業がなくても仕事がまわっていくようになるといいのにね。いつになったら過労死というものがなくなるのかな。仕事をしながら子育てをするのってとっても大変だと思う。男性が育休をとることが難しいというのもよくある話で。子どもと一緒にいたいのに一緒にいられない人ってたくさんいるんだろうなと思う。生まれたての赤ちゃんなんて愛おしくて仕方がないだろうに。男性も女性も子どもを育てていくことに不自由ない社会になればと思う。

自分は女性で、かついろんな話を聞いていて不安だなと思ったこととして子育てのほとんどの責任を自分が負わなければいけないかもしれないということ。パートナーが子育てにそこまで参加してくれなかったらどうしよう、とかね。夜中に子どもが泣いているのに起きるのは自分だけだとかお風呂に入れるのも自分でご飯を食べさせるのも自分だとしたら、それってめちゃくちゃな負担じゃないですか。共働きであったとき、自分だけが面倒をみなくちゃいけないのって嫌だよな、疲れるよなと思ってしまう。子育てって一人でやるの無理でしょ。それをやってきた人はすごいと思う。本当に。でもそれを強制する人、一人ででも子育てできるじゃない、甘えないでとか言う人は本当に嫌い。苦しいことをやめることができるのにいつまで続けるつもりなんだ。そういうことを考え出すと、本当に不安。そうこう考えると子どもを生むという選択は難しい。私にとってはね。

子どもを生むこと、育てていくこと。自分の子どもが真っ当に育つかもわからない。生まれたばかりの赤ん坊を一般社会で生きていくことができるような人間にするのってとても難しいことだと思う。それにこれからの時代を生きていくというのも、何というかすごく厳しそう。子どもがいたら楽しいかもしれないだとか、いろいろプラスな面もたくさんあるけれど、それ以上に私にとって難しいと感じるものが多すぎる。子どもを生まないという選択になってくるのかもしれない。