どこにも行けない

結局どこにも行けない

5/31 - 明かり

気づけば部屋は真っ暗で、窓から見えるマンションもぽつぽつと明かりがつき始めている。丁度今明かりがついた部屋もある。自分の部屋はこの向かい合っている液晶のみが明るい。

 

5月もきょうで終わる。ありきたりだけれど、あっという間だった。ここ数年は時間の流れがはやい。すごい速さで夏は過ぎそうです。

まだ晴れ間も多くて、何かと外に出て過ごしている。紫陽花を見に行ったり、川沿いを散歩してみたり。あと友達の家で呪術廻戦を読んでました。ついに既刊分読み終わりました。王道バトル漫画だなあという話をして、夜中の3時から夜が明けるまで散歩をした。終盤は眠くて眠くて、何とか体を引きずって帰った。

5月も終わりだね、転職活動してるんだ、エージェントがね、りんごがね、最近読んだ本がね、このアプリがね、なんて他愛もない話をずっとしていられるのが心地よい。今の生活が気に入っている。週2くらいで人と会って話をする。あとの5日間は一人で部屋で過ごす。特にしゃべることもない。音楽を聴いて、たまに歌って、ロードレースを見て、そんな日常に対して不満もなく、できるならばこのままでいたいとすら思う。一人で生きていくのは難しいことだろうか?

 

寒くなってきたので窓を閉めた。ようやく自分の部屋にも明かりをつける。

5/19 - 遊び方

寝不足で迎えた水曜日。呪術廻戦めちゃくちゃ面白いですね。

 

きのうは友達とご飯を食べて、散歩して(護国寺に行ってそれから講談社をあらゆる角度から見た。講談社ずっと明るいのよ、怖いね。)そのまま友達の家へ行った。そこで呪術廻戦を単行本で読んだ。面白いのなんの。単行本のおまけページまでまとめて面白い。各キャラのプロフィールも、イメソンまで公式にあるのすごすぎる。

そうしている内に終電を逃し結局友達の家に泊まる流れとなった。今月入って人の家に泊まるの2回目だった。この時期にこんなことしてるのもまああほらしいんだけど、毎週絶対に顔を合わせているので今更か・・・という気がしなくもなくもない。

翌日友達も自分も在宅勤務だったため、二人で仲良くPC並べて仕事。たまたま自分がPC持ち歩いていたのでそれができた。お昼ご飯一緒に食べてから別れた。

なんだか最近はこういう遊び方をしてしまう。お酒はなくてもいい。散歩して話して漫画読んでゲームしたい。それだけなんだ。

 

(久しぶりにこの曲を聴きました。)

 

youtu.be

5/11 - 在宅勤務でも仕事は嫌だ

近頃なんだかうまくツイートができない。ツイッターがつまらないと思っているからなのかもしれない。はたまたインターネットに疲れているのか。起きている時間の多くをスマホやらPCやらで消費して生きている。依存している。仕事で何時間もブルーライトにさらされているのに、自らブルーライトにさらにさらされにいっているなんて狂ってるよな、とたまに思う。テレビアイフォンラップトップ電源全部オフりたいよ、本当にさ。温泉にでも行きたいな。


在宅勤務が中心になってきた。というかなる。まだ週3くらいは出社している。この在宅勤務の波に上司がついてこれないのはまあわかりきっていたことだが、ここまでコミュニケーションを取れないとは思っていなかった。これまでの察してコミュニケーションは通用しない。どうしたらいいもんかね。オフィスにいるのは苦痛だし、上司と顔を合わせるのも苦痛だから会わないのは精神的には良い。しかし、その分これまで何となくやれてきたコミュニケーションがもうほとんど取りづらくなり、小さなすれ違いが起こっている。これまでもコミュニケーション不全気味だったのが確定となった。どうにかするのは自分次第だと言い聞かせて、コミュニケーションを自分から取るように頑張っている。
最近、自分が指導する立場になり、その進め具合について悩んでいる。どこまで教えていいのかとか、そもそも在宅だからどうやって教えたらいいものかとか、自分自身の仕事の進め方だとか、まあとにかく仕事について相談できる相手がいない。どうしたらいいのか自分で考えて報告してという流れ。正しいのかもわからないけれど、まあやるしかない。


人へのプレゼントついでに買ったOSAJIのハンドクリームは何だか水っぽくて、べたつきがないので使いやすい。匂いも良い。ハンドクリームがオフィスでの数少ない楽しみの一つだ。

推しの誕生日、愛おしさで胸がいっぱいになった

先日推しの誕生日だった。

自分には推しというものがなかったのだけれど、昨年の夏頃に完全にはまった。落ちた。推しができた。

夢女ではないため、推しと付き合いたいなどはないのだが、推しがとにかく可愛くて愛おしくて仕方がない。推しがどんなことを考えていて、あの場面でどんなことを思ったのか、今後どうなるのか、推しの過去からあの場面でのあの行動はどう解釈できるかなどを考えてしまう。推しのことを考えない日などないのでは?というほどだった。そしてついに支部を眺める毎日。推し、可愛すぎるな?

 

そんな人生初の推しの誕生日。推しの誕生日というものをどう祝ったらいいのかわからなかったが、とりあえずホールケーキは買うことにした。とびきり派手なやつがいい。春生まれの推し。春の旬のものが載ったケーキがいい。そんなことを数週間前から考えだし、推しのグッズなんて一つも持っていないけれど、それでも推しの誕生日を祝うと決めた。コラボカフェで推しのお誕生日ケーキとかも食べに行った。推しよ…。お誕生日おめでとう…。まだだけど…。一人で食べるには大きめのケーキでした。小さ目の推しが描かれたカードは手帳にしまいました。いつでも推しが見れるね!幸せ。

余談ですが、昨年末に仕事がきつかったとき、手帳に推しの名前を書いて現実逃避していた。推しの名前、字面だけでも最高にかわいい。お名前素晴らしすぎるね?愛

推しの誕生日前日はライブに行った。ライブも最高で、なんていい日だ!と思いつつ、日付が変わる1時間前からはソワソワして仕方がなかった。日付が変わってから、推しの誕生日を祝う絵をたくさん見ることができた。幸せ!いろんな方の描く推し、どれもこれも本当に素晴らしくて、推し愛おしさで胸がいっぱいになった。なかなか寝付けず、寝たのは2時過ぎだった。

推しの誕生日当日。推しのイメージカラーの買ったばかりのシャツを着て、いつもはスニーカーだけどこの日は白いパンプス。いつもよりしっかり目にメイクした。推しの誕生日は初デート当日くらいのドキドキ感。きょうだけは仕事も穏やかに進められる。定時には退社。推しの誕生日に出社しただけでも偉いな。来年は有給とろうかな。

一人で祝う予定だったが、友達が2人も(!)付き合ってくれることになり、18㎝のイチゴのホールケーキを買った。そして、推し好物の唐揚げ。アニメイトに寄って推しのアクスタ(唐揚げ食べてる、かわいい)と推しイメージの紅茶(爽やかなフレーバーでした。えっちすぎない?)を買った。私の部屋でお誕生日会スタート。写真撮るとき、もう推しがかわいくて、愛おしくて、推しの誕生日をこうして祝えることが嬉しくて、胸がいっぱいになった。推しに誕生日があって、それを祝えるということ、そして推しという存在がこの世に誕生したこと、なんて素晴らしく愛おしいことなんだ。推しをうんでくれた作者の先生には頭が下がります。古文なら最高敬語使ってる。ありがとうございます。

かつてここまで他人の誕生日に愛おしさで胸がいっぱいになったことなどあっただろうか。いや、ない。(反語)

推しは最高。

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3月最後の金曜、桜、夜

3月最後の金曜。午前中は在宅だったが、午後は諸々の確認のため出社した。2点校了をし、月曜の準備をした。

きのう採血された場所が痛む。血管が細いらしく、いつも採血される時にはかなり探すことになる。そしていつもの右腕の場所に。毎回のことだけど翌々日くらいまで採血されたところがチクチク痛む。慣れない。これは多分自分の体の方が問題なんだろうな。中学生くらいの頃、初めて採血されたんだけど、その時かなり痛い思いをしたので今でも採血が怖い。今回は一回で済んだのでありがたかった。

 

この時期だけは遠回りになっても桜並木の道を通ろうと思う。もう満開、夜でも桜はきれいだった。のんびり歩く。体もなんとなく重いし。同じように桜を見ながら歩いている人、ランニングしている人、足早に駅に向かう人、子どもを後ろに乗せ自転車で走る人。いろんな人とすれ違う。普段の生活でのんびり歩くことが少ないからか、いろんな人がいるなあ、自分が知り得ない生活がたくさんあるなあ、という気持ちになり何となく寂しくなった。私はきょうも変わらず一人で、そして体調が悪い。

 

金夜なのでいつもは行かないところに行こうという気持ちと、一人でいるのが何だか寂しくてまだ帰りたくない気持ちから、Pebbles Booksという本屋に行った。初めて。文京区らしい坂が多い住宅街の中にあった。

https://www.pebblesbooks.com/

個人的には好きな選書で、棚をじっくり見て本を買った。最初は疲れからか本を選ぶ目が濁っていて、目が棚を滑るばかりだったが、一冊良い本を見つけたところから本が目に留まるようになった。平置きも棚もどちらもとても良い。2階から階段を下る途中にも棚があり、そこに日記関連の本があるのが特に良かった。あの位置にあの小さな棚にあの本たち。心くすぐられる配置。この日は3冊購入。またここには来ると思う。

落語・平林から祖父によせて

私は落語に詳しくはないんですけれど、幼い頃寝るときに祖父が落語を流しっぱなしにしていたこと、そして平林という落語をよく話してくれたことなどから、落語というと祖父を思い出します。

 

祖父は芸術を愛していた人で、映画も読書も好きな人だった。絵も上手、料理も上手、話も上手。そして職人で、金勘定が苦手だった。落語も好きで、夜、眠るときには落語を流していた。けれど、祖父はすぐに寝るので落語の最初の部分しか知らなかった。何年も、いや何十年も同じものをきいていたはずなのに、その落語の内容なんてちっとも知らない。

幼い頃は職人気質な祖父が作った木の車に乗って坂道を下っていた。私は祖父から釘の打ち方もノコギリの扱い方も教えてもらったし、なぜかお粥の作り方も祖父から教えてもらった。でも、父は祖父から直接教えてもらったことなどなく、祖父の作業している姿から学んできたと言っていた。孫にはトコトン甘い祖父だったからなぁ。私は孫の中でも末っ子だったから、本当に本当に可愛がってもらった。十数年前に祖父が胆石か何かで入院していたときにはしょっちゅう病室に遊びに行って疲れては病院の祖父のベッドで寝ていたりした。そんな私を祖父はいつも温かく迎えてくれた。

 

最近他人が落語を音読しているのをきいて、そういえば、祖父は落語のようなものをよく聞かせてくれていたな、と思い出した。「どっこいしょ」と勝手に呼んでいたけれど、果たしてあれの本当の話は何だったのか、今となってはもう聞けないがゆえに、現代っ子らしく検索窓に断片を打ち込み探した。それは「平林」という落語の演目を変えたものだと知った。

祖父が話してくれていたのは、「平林」そのままでなく、幼い私たちにわかりやすくするために、平林をリンゴに言いかえたものだった。

そんなことも知らず、ふと思い出してはいつも一人でポツポツ話してみたりするのだが、祖父のように面白く話せない。祖父が話してくれたものはあんなに面白かったのに。私はちっとも面白く話せなくて、夜中にベッドに正座してポツポツ思い出しながら練習していた。どうしたら上手く話せるようになるかな、上手く話せるようになったら報告しなきゃな、なんて思っていた。それから、幼い頃たくさん遊んでくれたことについて改めてお礼とあの遊び道具の数々について聞きにいかなくちゃな、とか考えている内に、祖父は自分で言葉を発することもできないくらい弱っていった。会いに行ったときには最近こんなことしてるんだよね、この間は阪神勝ったね、なんて一方的に話しかけることしかできなかった。祖父はうんうんと小さく頷くだけだった。

生きる気力を失いつつある祖父から目を背け続けた。会いに行くには少し遅かった。けれど、きっともうすぐ一時退院して、4月の祖父の誕生日にはみんなで誕生日会をするんだろうな、と思っていた矢先に亡くなってしまった。ここ数年は入退院を繰り返していたからきっとまた持ち直すと思っていた。誕生日をあんなに待ち遠しくしていたのにね。何にも伝えられなかった。祖父の葬式にはいろんな人が来た。行きつけだった喫茶店のマスターや年に一度の同窓会で会うらしい祖父の友人たち。祖父は人に好かれていたんだと思う。

 

その年の夏は祖父と相撲を見にいこう、落語も見にいこうと考えていた。バイト代で何とかなるだろうと。退院したら体の様子をみて一緒に散歩にでも行きたかった。また一緒に山に散策に行きたかった。もっといろんなことを教えてほしかった。今更何言ってんだろうなと思うけれど。私にはもう祖父という存在がなくなってしまった。

3/22-スマホ両手打ち

胃腸の調子が平日になるたび悪くなる。吐かないで食べられそうなものを選んでいる。それなのに、どろどろにした米ですら食べ始めてしばらくするとお腹にピリッとした痛みが走るのだからどうしようもない。土日は割と何でも食べられたし腹痛もなかったのにな。

今の自分は誰かに止めてほしい、誰かにもうダメですよって言ってほしいんだと思う。そんなの望みが高すぎる。

 

結局昼食後に吐き気止めを飲んだ。これでこの腹痛とも吐き気ともしばし別れられるかと思うと気が楽になった。薬がなくなったらまた診察に来てくれと言われているので、あしたあたり病院に行く。この不調と早くさよならしたい。

 

そういえば、最近「taknal」というアプリを入れた。すれ違った人とおすすめの本の情報交換ができるというもの。最初はログインせずに使っていたのだけれど、だんだんと自分もお気に入りの本を紹介したくなり、ログインをすることにした。さっそく3冊ほどおすすめの本を登録している。
今のところ、かなり狭い範囲でしか動いていないので、同じ人と何度もエンカウントしているっぽい。それでも、面白そうな本を見つけることができているのでかなり良いと思う。これで大きい書店とか行ったらどうなるんだろう。面白そう!

 

帰りに買い物に出た。推しの誕生日がもうすぐなので、推しのイメージカラーのシャツを買った。あと薄い本とかいろいろ。小腹が空いたのでクッキーを食べた。その後から腹痛だし具合悪くなるしでつらかった。こんなことになるなら食べたくないとすら思える。

 

映画を見ていると、登場人物が急いで連絡をするときに両手でスマホに打ち込んでいる姿をよく見る。それに影響されて最近は両手で打つ練習をしている。私はトグル入力とフリック入力のどちらも使って打っているんだけど、どう使い分けているかは自分でもよくわかっていない。